どうも、ヨシダマサ(@onof_yoshi)です。
仕事やプライベート関係なく、人付き合いは必ず必要です。イヤでも誰かしらと関わらなきゃ生きていけません。
これはもうしょうがないです。
人見知りでも、人と話すのが大好きな人でも同じです。
「そうかぁ…、じゃあどうせなら人付き合いがうまくいった方が何かと得だよね」
と、思った方。
今これを読んでいるあなたは「できればコミュニケーション能力を磨きたい!」と思っている事と思います。
でもコミュニケーションの本だと、「声のトーン」とか「相手のしぐさを真似する」とかいろいろ技が多すぎます。
ちなみに僕もフリーランスになった頃は、人間心理の本とかいっぱい読みました!
それで、いろいろ実践してきて分かった「だいたいここらへん押さえとけば大丈夫」
っていう、人付き合いのコツをご紹介します!
今回は仕事上でのお話ですが、プライベートの人間関係でも使えるところはあると思うので、ぜひ実践してみてください。
まず自分の性格を考えてみる
自分ってどんな性格なんだろう?客観的にわかっている人は少ないと思います。
自然と打ち解けられる人はいいと思いますが、うまく人と接することができない人は、なにが原因なのか。
一体なにが必要なのか知っておいた方がいいと思います。
せっかくの機会なので、自分の性格がわかるちょっとしたテストをしてみましょう!
あなたがわかる診断テスト
【質問】
あなたは友達とサシ飲みしていました。
トイレに行っている間の友達がすでに会計を済ませていました。
「今日は俺がおごるわ」
そのとき、あなたならどうしますか?
1 「マジで!?うれしいよ!ありがとう」
2 「いやいや、そこは割り勘にしとこ!」
3 「わるいね、今度はおごるからさ!」
人付き合いで分かれる3つのタイプ
上の診断テストは、仕事でもプライベートでもありがちな、
相手からの好意をどう受け取るのか?
っていうテストですね。
だいたい3つのタイプに分かれるでしょう。
それぞれ見ていくと
1 「マジで!?うれしいよ!ありがとう」って答える人
「好意は素直に受けとっちゃう」タイプ
人が良かれと思ってしてくれたことを、受け入れられちゃう素直なタイプです。
こういう人は、嬉しいことを「素直に喜んだり」、明るくて「人懐こい性格」の人が多いような気がします。
もしかしたら、友達はあなたといて楽しい時間が過ごせたお礼に、おごってくれたのかも。
しかし、たまには「ギブアンドテイク」も必要です。
あまり「お言葉に甘えて」ばかりじゃ、そのうち誘われなくなってしまいます。
2 「いやいや、そこは割り勘にしとこ!」って答える人
「貸し借りは、絶対ダメダメ」タイプ
真面目で、物事を曖昧にするのが苦手なタイプですね。
几帳面というか律儀というか。悪いことではないですが。
友達は良かれと思ってくれているので、割り勘ばかりにこだわりすぎると、人付き合いそのものが希薄になってしまうかも。
3 「ありがとね、今度はおごるからさ!」って答える人
「助け助けられ。鶴の恩返し」タイプ
素直に相手の好意を受け取れてる。されて嬉しかったことを相手にも返せる。
喜びを共有できる人です。
仕事での人付き合いにおいても、この「助け助けられ」精神は大切ですよね。
人付き合いが上手いのはどんな人なのか
「じゃあ、人付き合いが上手な人ってどんな人なの?」
僕がフリーランスとして人と接してきた中で、「いろんな人から信頼されてるなぁ」と感じたのはどんなタイプでどういう人なのかをお話しします。
自分が嬉しいことを人にもできる
人付き合いが上手な人はタイプでいうと、普段から「助け助けられ」精神がある人。
「助け助けられ。鶴の恩返し」タイプです。
「助け助けられ」精神とは、どんなことができる人か。
仕事で考えてみましょう。
大変お世話になっているクライアントがいます。
自分のことを認めてくれて、継続して仕事をくれます。
今度はあなたはどうやって相手を「助け」ますか?
- 与えられた仕事を全力でがんばる。
- 常に期待に添えるように日頃から勉強、努力を怠らない。
そう考える人は多いと思います。
確かにすごく大事ですけど、当たり前っちゃあ当たり前です。
コミュニケーション力が高い人はそれだけじゃないんです。
例えば、なにかカタチのあるものでお返ししたりします。
「あの担当者の人、シュークリーム好きって言ってたなー」
次の打ち合わせの時に、おすすめのシュークリームをお土産に持って行く。
自分に置き換えてみてください。
これ、された方はめっちゃ嬉しいですよね?
大好物をもらった喜びもありますけど、何より自分の好きなものを覚えていてくれたという事がうれしいじゃないですか!
別にものに限らずとも、自分がされてうれしいことを、相手にもしてあげることが、良好な人間関係を築くひとつのコツですね。
考えを1つを変えればすべてが変わる
上の診断で、
・「好意は素直に受けとっちゃう」タイプ
・「貸し借りは、絶対ダメダメ」タイプ
を選んだ方。
別にぜんぜん悪くないです。
個性ですし、それが魅力になって集まってくる人もいると思います。
ただ、今回の「人とうまく付き合っていく」もしくは「コミュニケーション能力を磨く」ことにフォーカスした場合には視点を変えることも必要だと思います。
たまに「助け助けられ」精神を実践して、相手を喜ばしてみましょう!
そっからの先の人付き合いが、より良く変わっていくかもしれません。
頑張って広げた人脈とうまく付き合うコツ
まずは仕事よりのお互いの共通点探そう
仕事で知り合った人とはまず名刺交換をします。ビジネスありきなわけですから当然です。
でも、名前と肩書きだけではその人のキャラクターまではわかりません。
実際仕事をする前に、お互いどんな人なのか知っておきたいですよね。
多くの人の場合、もしデザイナーだったら「どんなデザインが得意」とか「このジャンルが経験豊富です」とか積極的に自己アピールすると思います。
初めて会ったばかりなので、ある意味しょうがないですけど、仕事の話だけではあまりにもビジネスライクな感じがします。
そこで、僕が仕事で得た人脈とうまく付き合っていくために、意識しているのは、まずお互いの共通点を見つけることです。
共通点が見つかれば、同じ話題で盛り上がれて距離感が一気に縮まります。
そして、「この人と仕事をすると楽しいかもしれない」と思われたらこっちのものですね!
共通点を見つけるのなんて当たり前だよ!と思う人もかもしれませんけど、意識したことがない人は何を聞いていいのか分からないものです。
まあなんでもいいんですけど
ベタなところでは
・出身地ネタで盛り上げる
・趣味を教えてもらう。合わなくてもとりあえず掘り下げてみる
・同世代だったら昔流行ったモノとかカラオケの十八番
・アラフォー世代であれば健康ネタ
みたいな感じです。
ここで一番残念なのは、一方的に質問攻めにしてしまうこと。
「そうなんですね!」「すごいですね!」とか大きめの相づちを挟んでいきましょう。
共通点を見つけるポイントは、話を掘り下げてみること。
もし趣味が共通じゃなくても、とりあえず広げていくことで話が枝わかれして、共通するものが見つかったりします。
聞き上手は仕事上手。大切なのは共感力
「人の話をちゃんと聞きなさい!」
子供の頃、親に叱られたことがある人もいると思います。
なんであまり興味のない話を聞かないといけないんだ?
と僕は子供ながらに思っていました。
でも大人になってわかりました。
それは、「相手の顔を見て話を聞く」ことはコニュニケションの手段として重要なことだからです。
遠い昔の小学生時代、その日の楽しかった出来事を親に話したら、家事をしながら空返事されてめちゃくちゃ“寂しい気持ち”になったのを思い出しました。
そうです。
人は自分の話をちゃんと聞いてもらえないと不満なんです。
だから、話を聞いてくれる人には安心感を抱きます。
自分の味方だと思います。
それは大人になってからも、ビジネスの場においても同じですね。
- 自分が困っていることに気がついて話を聞いてくれる
- 気持ちを理解して共感してくれる
そうすると、話を聞いてくれた人を頼りになると感じます。
頼りにされるっていうのは、仕事でも不可欠なことですよね。
じゃあ、ただ話を聞いて「うんうん」「あーそうなんだ」とか言っていればいいのか?
ぜんぜんダメです。それはただの同調です。
逆に「適当なやつだな!」と相手を怒らせてしまうかもしれませんよ。
重要なのは共感することです。
ふだん、僕が気をつけている聞き方はこんな感じ。
・相手と同じ自分の経験談を交えて共感する
・自分が経験していなくても「友人が同じ経験をして大変だったらしい」
みたいに話を合わせてみる
・重い話には安易に共感しない
・共感っていうのは「気持ちを理解して、気持ちを共有すること」
みたいなところでしょうか。
詳しく書くとアホみたいに長文になってしまうので、とりあえずポイントだけ。
時間があったら別記事に詳しく書こうと思います。
ちなみに、自分が相手の話を聞くときの比率は「聞く7:話す3」くらいが理想的だと思います。
付かず離れず、距離感を意識してみる
「親しき仲にも礼儀あり」という言葉があります。
仲がいい友人とは、気持ちが緩んで言葉遣いも乱暴になったりすることがあります。
それが原因でケンカになります。
相手はその態度・言葉を自分に対する気持ちと受け取りますからね。
仮にそれが愛情の裏返しだったとしても、相手はいちいちそんな裏の気持ちなんか読みとりません。
だからどんなに仲が良くても、接する態度とか、言葉使いにはある程度の礼儀が必要。
ビジネスでも、そこは気をつけたいところです。
すごく気が合うクライアントがいても、必要以上に仲良くなったりするのは、僕はおすすめできません。
例えば、釣りの趣味が同じだからといって、頻繁に釣りに行くような仲になるのは危険です。お客さんではなく、釣り友達だと錯覚してしまうかもしれないですからね。
もし、釣果があるなしでケンカにでもなったら、築いてきた関係をすべて失います。
僕はお世話になっているクライアントでも、半年〜1年に一度くらいしか飲みに行きません。
仕事上の関係では、そのくらいの距離感の方が長く続くと思っています。
感謝の言葉+行動が大事です
「ありがとう」
感謝の言葉は、すべての人間関係のベースとなる言葉です。
ただでさえ、ものすごいパワーを持つ感謝の言葉ですが、
もし、感謝の言葉にお礼の行動をプラスしたらどうなるでしょう?
お礼の行動というのは、例えばこんな感じです。
・仕事を手伝ってくれた同僚に
「すごく助かったよ」と、言葉と一緒に缶コーヒーを手渡す。
・仕事がないときでも
「いつも○○さんのおかげで助かっています」と、
手土産を持ってクライアントを訪ねてみる。
感謝の言葉に限らず、相手を励ますときでも同じです。
・落ち込んでる友達がいたら
「つぎ、絶対いいことあるから」と、ドライブに誘ってみる
言葉と一緒に行動する。ちょっとしたことですけどね。
でもそんなことされたら「言葉だけ」より、2倍も3倍も嬉しいと思いませんか?
まとめ
人付き合いが上手くなるコツはシンプルです。
要するに「相手のことを」考えること。
まずはいろんなシチュエーションで、自分がされて嬉しいことを考えてみることです。
最後まで読んでくれてありがとうございます。