「フリーランスに人脈づくりって、そんなに必要でしょうかね?」
いきなりすいません!どうも、ヨシダマサ(@onof_yoshi)です。
「クラウドソーシングとかフリーランス向けのエージェントに登録したら案件紹介してくれるし」
独立を目指す方はだいたい疑問に思いますよね。
たしかにそうだと思います。
今はフリーランス向けのサービスがほんと増えましたからね。
でも、そういったサービスメインでご飯を食べていくには相当なスキルが必要だと思います。相当なスキルを持っていても、いきなり良い案件が紹介されるとも限りません。
なので結論から言わせてもらうと、人脈づくりはすごく必要です。
フリーランスは人脈があればビジネスチャンスも広がっていきます。
まあ、ビジネスだけでなく自分の人生を決めるのは、
結局、人ってことなんですね。
大げさな話ですけど、ほんとです。
ということで今回は、人脈を拡げるにはどんな方法があるのかを、現役フリーランスの僕がご紹介していこうと思います。
人脈がなかなか増えずにどうしようか困っている方、独立してこれから人脈増やしていこうとしている方はぜひ!
人脈って何なのか考えてみる
いま現在、みなさん何枚くらいの名刺を持ってますか?
職種にもよると思いますけど、会社に勤めてたり、フリーランスの方も会社員時代から数えれば、軽く100枚を超えるたくさんの人と名刺交換をしているでしょう。
「この人は高身長だったな」
「あの人はいっつもモノトーンコーデ」
「このあいだ名刺交換した人、ジェスチャー激しくてぜんぜん話が入ってこない」
名刺を見返せば、その人たちの見た目や仕草、話し方まで脳裏に浮かんできますよね?
そこで質問です。
名刺交換した人すべてが人脈か?
あなたは、その名刺交換した人すべてが人脈だと思いますか?
フリーランス14年目の僕が考えるのは、名刺交換した人はまだ人脈ではない。
ということですね。
強いていうなら、人脈になり得る人かな。
人脈とは人数じゃなくて関係性の質が大切です
僕が考える「人脈」とは
あくまでも人数ではなく関係性の質が大事。
「相手に必要とされたければ、まず自分が相手に与えなさい」
って言葉がありますね。
「仕事をください、ください!」じゃなくって
まず、一緒に仕事をしたくなる実力とか、この人と仕事してると楽しいなって思わせるような魅力的な自分になりましょう!
ってのが理想です。
そうすると、自然と関係性の質が良くなっていきます。
そのためには普段からコミュニケーション能力を磨く努力をしていきましょう。
そこら辺は、こちらの記事でくわしく説明しますね。
「いい人脈」と「よくない人脈」
僕は、人脈っていう言葉は基本的にビジネスを通じた人間関係のつながりだと思っています。
プライベートの友人や知り合いを人脈とは言わないですよね?
でも、「いい人脈」っていうのは、自分の友人関係にも似ていると思っています。
こればかりはもう、年単位で信頼関係を築いていかないといけないんですけど。
たとえ、それが仕事上だけのつながりだったとしても、
・自分が困っている時に助けてくれる。
・「この人なら大丈夫だ」と、お互い信頼感でつながっている。
・ビジネス以前にそこにちゃんとした人間関係があることが大切。
逆に例えば、客観的に見て自分がいい仕事をしたとします。
でもデザインの価値に対して、正当に評価せずに、理由をつけては買い叩いてくるクライアント。
このような人は人脈としては良くありません。
これからもずっと繋がっていくのは難しいですよね?
その場合は、失礼のないよう丁寧に仕事をお断りしましょう。
あくまでも丁寧にね。
会社員時代の知り合いを通じてさらに人脈を広げる
いま持っている仕事関係の人脈はすでに資産
会社員であれば人脈といえば、自社のクライアントとか協力会社など、社外の人たちをイメージすると思います。
でも、社内でも人とのつながりがありますよね。
先輩、上司、同期社員などもプロジェクトを進めるために協力したり、出世するために必要な人脈です。
その社内の人脈は、フリーランスになった途端にお客さんになり得る人脈に変わるんです。会社員・フリーランス関係なく、いま持っているビジネスの人脈は、未来の自分のための資産になります。
また、フリーで成功するには、持っている資産をどれだけ活用できるかがキーポイント。
僕も新人のフリーランス時代は、特にこの社内の人脈を大切にしました。
なぜ大切にしたのか。
いちから人脈づくりをする必要がないからです。
すでに、僕のデザインのスキルやどういう人物なのか分かってくれているので、こんなに楽なことはないですよね。
たまに元勤めていた会社と取引するのはマナー違反みたいなことを言われますが、あれは意味がわからないです。
Win-Winの関係になれればお互い最高なわけですからね。
今の立場だけで優劣なんてつけない
会社員の方は、外部の協力会社に仕事を発注することがあると思います。
デザイン会社でいえば、印刷会社であったりライターさん、カメラマンさんなどです。
フリーランスを目指している方は、くれぐれも外注さんには偉そうな態度で接してはいけません。
独立したらその方たちがお客さんを紹介してくれる。
みたいなこと、けっこうあるんです。
だから、たとえ今は自分が発注側の人間であっても、立場だけで優劣なんてつけないように気をつけたいところです。
「いつもわがまま聞いてくれてほんと助かってます!」と、普段から感謝の言葉を口にしましょう。
たまには飲みに行ったり、お互いリスペクトできる関係性を気づいていければベストです!
類は友を呼ぶ。ネットなどのコミュニティに参加してみる
フリーランスの魅力といえば、何といっても場所や時間にとらわれずに働けることですよね。
でも、色んなことを一人で解決しないといけないので、不安とか孤独を感じる人も多いでしょう。
フリーランス14年目の僕でも実際あります。はい。
そこで、同じ立場の同士と知り合うのにオススメなのがネットなどのコミュニティに参加してみること。
一人でやってると圧倒的に情報が不足してくるので、同じフリーの人と情報交換したり、お話できること自体がすごく貴重です。
うまくいけばビジネスにつながる出会いがあるかもしれません。
FreelanceNow
FreelanceNowは「文系フリーランスって食べていけるの?」でおなじみの黒田悠介さんが主宰している、約2000名が所属するフリーランスコミュニティ。
フリーランスが食べていくためユニットに参加して、企業がそのフリーランスに仕事を依頼するという、マッチングのサイトです。
参加しているフリーランスのデザイナーは全体の2割くらいです。
フリーランス向けのイベントもたまに開催していますね。
横のつながりを増やすいい機会にもなるので、時間があれば参加してみるのもいいかもしれません。
HOME WORKERS' COMMUNITY
会員登録することで営業が苦手な人でも案件紹介をうけられる無料コミュニティ。
WEBやDTP・グラフィックを中心にした案件を紹介してもらえます。
こちらのサイトには条件があって、「3年以上の実務経験」がなければ会員になれません。ただ、「フリーランスまたは現場にて」ということなので、会社勤めを経てフリーになった人ならだいたい条件はクリアしていると思います。
こちらも「人脈構築サポート」として交流イベントや勉強会を開催。
またサイトにはフリーランスインタビューもあって、フリーランスとしての働き方の参考にもなりますよ。
Doorkeeper
こちらでは、フリーランスにとって人脈を広げる場になる、交流会や勉強会のイベントやコミュニティを探したり、参加できます。
キーワード検索すれば、気になるジャンルのイベントが検索可能。
このサイトがうれしいのはイベント参加後に、気に入ったコミュニティに参加することで、次回開催予定のイベントなど色んな情報が通知されます。
時代にあった探し方。空いた時間にビジネスマッチングアプリを活用してみる
yenta
ビジネスマッチングアプリの中でも一番の人気なのがこのyentaというアプリ。
このアプリが頼もしいのが、業種問わず企業や・役員クラスが多く登録していること。
そうです。
決裁権を持っているのでうまくマッチングすれば、クライアントとして長期的に継続的に仕事につなげる可能性があります。
そのために大事なのは、やっぱり興味を持ってもらうためにプロフィールを充実させることです。
頑張って相手に「刺さる」自己プロフィールを書きましょう。
僕は実際につい数日前使い始めたばかりなので、誰かと会ったり成果はありませんが、成果が出たらまたご報告します。
人脈づくりがアプリでサクっとできる便利な時代ですね。
yenta
Atrae, Inc.無料posted withアプリーチ
まとめ
人脈づくりってなんだか難しく感じるかもしれません。
でも考え方を変えれば、すぐ近くにいる先輩も上司、さらに外注先の協力会社のデザイナーやコピーライターなんかも人脈なんだと気がつくと思います。
まったく新しい人脈が欲しいなら、自分と同じ立場や悩みを持った人が多く集うイベントやセミナーなどのコミュニティに参加してみましょう。
とにかく長期的につながれるようなビジネスパートナーやクライアントを見つけたい!
そんな人はビジネスマッチングアプリで探すのが、賢い方法のような気がします。
いずれにせよ、フリーランスは行動力が大事です。
会社員時代のように待っていても人脈は増えませんから、あれこれ考える前にまずは行動してみましょう!
最後まで読んでくれてありがとうございます。