フリーランスとお金

フリーランスの7割が経験!報酬未払いトラブルの正しい対応と回避方法

フリーランスで、デザイン料など報酬未払いトラブルの経験がある人は、約7割もいるというアンケート調査があります※。
(※一般社団法人プロフェッショナル&パラレルキャリア・フリーランス協会「フリーランスの実態と課題」より)

フリーランスデザイナーのヨシダマサ(@onof_yoshi)です。

個人事業主として15年以上活動しています。

僕もデザイン報酬未払いのトラブルでつらい経験しています。

同じく報酬の未払いに困ってて…でも泣き寝入りしたくない

こんな人におすすめの記事
  • 未払いのデザイン報酬を回収するにはどうすればいい?
  • 報酬未払いを事前に回避する方法は?
  • 損害賠償のトラブルにも備えたいな

 

こんな方の悩みを解決できる記事となっています!

この記事では『報酬未払いトラブルでの正しい対応』『報酬未払いを回避する方法』→おまけで『損害賠償リスクに備える方法』の順番でお悩みを解説していきます。

僕が実際に記事の方法を実践した結果、未払いだったデザイン料を無事に回収することができました。そしてここ10年以上、報酬の未払いトラブルにはあっていません!

この記事を読み終えれば、『未払いの報酬を回収するにはどうすればいいか?』『未払いを事前に回避する方法はなにか?』が明確になりますので、じっくり読み込んでみてください。

報酬未払いトラブルでの正しい対応とは

はじめに契約について理解する

まず、契約についてざっと説明してみます。

個人事業主(フリーランス)がクライアントから委託された業務を行うことによって、報酬を支払ってもらう契約を「業務委託契約」といいます。
さらに「業務委託契約」には種類があって、フリーランスデザイナーがデザインを制作するという契約は「請負契約」にあたります

何かトラブルが発生した時に話に上がるのが、契約書を「交わした・交わさないか」ですね。
契約するわけですから、きちんと契約書を交わした方がいいというのはド正論ですけど、フリーランスは大きな案件から細かなサービス的なものまで、色んなデザインをしています。

日々の仕事のなかで、すべての仕事で毎回書類で契約を交わしてから、というのは現実的に難しいですよね。

その流れで、いざ支払いの問題が起きた時に、「契約書を交わしていないから回収するのは無理だろう…」と思い込んでしまう人が多いのかもしれません。

契約についてかんたんに理解したところで、次は報酬の未払いトラブルで取るべき『正しい対応』3つです。

報酬の未払いトラブルでの正しい対応3つ

  • メールやSNS(口約束)の内容を保存しておく
  • まずは取引先と話し合う
  • 話し合いで解決しない場合は法的措置も検討

以下で説明していきます。

メールやSNS(口約束)の内容を保存しておく

日本の民法上、メールやSNS(口約束)でも契約は成立します。

メール、SNSなどの文章のやり取りだけでも契約は結ばれたことになるので、やり取りが確認できるもの必ず保存しておきましょう!

それ以外に、発注書、請書でも契約は成立します。

僕の経験上、信用できる取引先は、発注書を発行してくれるところが多いですね。

前述の「請負契約」の場合、納品物に対する報酬を請求する権利がありますから、もちろん泣き寝入りすることはありません!

まずは取引先と話し合う

支配期日にデザイン料など報酬が振り込まれなかった場合は、感情的にならず、まずは落ち着いて相手側と話し合いましょう。

会社は部署で分かれていますから、単純に部署間の伝達ミスがあったのかもしれません。相手側に悪意がないケースもありますから、まずは話し合いでの解決を試みましょう

僕が未払いに遭遇したケースも、制作と経理の伝達がうまくできておらず、支払いの処理ができていませんでした。本来の支払い期日は過ぎてしまいましたが、報酬は無事振り込まれました。

あと、もったいないのが、制作物の進行が長期間止まって、結局なくなってしまった…、というケース。

このようなケースも、途中まで制作した分の費用は払ってもらうことができるので、その旨を話し合った上で請求しましょう。

話し合いで解決しない場合は法的措置も検討

すごく残念なことですが、故意に支払いをしない悪質なケースもあります。

取引先が悪質なケース

  • 話し合いに応じてくれない。
  • 一方的に相手側が正しいことを主張してくる。
  • 内容証明郵便で支払いの請求をしても応じない。

上記のようにラチが明かない場合は、いきなり法的準備を進めるのではなく、まずは弁護士や公的機関に相談するのがいいでしょう。

法的措置というのは、あくまで最悪の場合です。
法的手段を取るというのは、大変な労力をともないますから。

お客さんに喜んでもらおうと、いいモノを作ろうと頑張ったのになんでだよ…と、精神的なダメージも大きいです。

僕もまだ、法的手段と取るまでに至ったことはありません。


未払いを回避する方法

報酬の未払いを回避する方法は次の3つです。

報酬未払いを回避する方法3つ

  • 新規取引の場合は必ず契約書を交わす
  • 相手先をリサーチ見てみる
  • 個人間での仕事は前金をもらう

順に説明していきます。

新規取引の場合は必ず契約書を交わす

「新規でクライアントと取引をする」場合は、面倒でも必ず契約書は交わしたほうがいいです。というかすべきです。

契約書を交わすのを面倒くさがる場合は、取引しないほうがいいかもしれません。
相手の反応を一つの判断材料にしましょう。

契約書は通常は相手が用意する場合が多いですけど、こちらが不利を被らないためにも、できれば自分で作成したいところ。

普段からあらかじめ、自分でひな形を作成しておければベストです!

相手先をリサーチ見てみる

相手先をネットやSNSで調べてみましょう。代表者個人がSNSをやっていることが最近は多いので。

あらかじめリサーチしてみてあまりにも怪しい場合は、断ってもいいでしょう。

個人間での仕事は前金をもらう

フリーランスはSNS経由で仕事を請け負うことがよくあります。

  • 新しくサロンを開業するので名刺とロゴを作りたい。
  • 美容室のチラシを作成したい。
  • カフェホームページが作りたい。

これらのケースは依頼する側も個人の場合が多いです。同じ立場であれば分かると思いますが、個人なのでお金にあまり余裕はないでしょう。

なので、お金に関するトラブルが多いのも事実。支払う予定だったけど、相手がどうしても別でお金が必要になったとか。
結果、なかなか代金が振り込まれない…。なんてことはネットでもよく聞きます。

個人間での未払いトラブルを回避には、報酬の半分を前金でもらうようにしたほうがいいです
これを嫌がる場合は、先ほどと同じくお断りした方がいいでしょう。


相手に損害を与えてしまった時のリスクに備える

こちらが相手側に損害を与えてしまうケース。これはフリーランスを続けるほど、発生する可能性が高くなります。

グラフィックデザイナーの場合、これは僕も何回かやらかしたケースですが、単純に自分の入力ミスで誤植に気がつかずそのまま印刷物になってしまった。
刷り直しによる損害を、これまで50万円ほど弁償しました。だいたい1ヶ月分の売上が吹っ飛んでしまった感じです…。

会社員は会社が守ってくれますけど、フリーランスは誰も守ってはくれません。

数年前まではミスがないか不安ばかりでしたけど、今は相手に損害を与えてしまった時の備えとして、【FREENANCE】(フリーナンス)などのフリーランス向けの補償サービスを利用することが常識になっています。

フリーナンスはサービスは登録無料で、納品物の欠陥による事故の補償も自動付帯されるので保険料などの負担もないところがフリーランス目線でいいですね。

自分自身を守る意味で、登録をしておいたほうがいいでしょう。

FREENACEについての詳細はこの記事をどうぞ。

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まとめ

報酬の未払いはいつ起こるかわかりません。なのでこの記事を読んだすぐ後からでも、できることから始めた方がいいかもしれません。

自分の身は自分で守る。これはフリーランスの基本の「キ」。

「好きな仕事を好きでい続ける」ためにも、また、「あの時こうしておけばよかった…」と後悔しないためにも、トラブルの際の対応や回避するための準備をしておきましょう。

最後まで読んでくれてありがとうございます!

ABOUT ME
ヨシダマサ
ヨシダマサ
埼玉県出身で都内在住。フリーランス歴10年以上のグラフィックデザイナーです。40代になり新しいことにチャレンジしようと思い立ち、2019年5月に新元号とともにブログを始めました!デザインとネット収益で生活することを目標にしています。 詳しいプロフィールはこちらから!