フリーランス

内向型のデザイナーの「強み」を活かせるフリーランスという働き方

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こんにちは。
ヨシダマサ(@onof_yoshi)です。

人前で自分のことを話すのが苦手だったり、多くの人とコミュニケーションをとると疲れてしまうというデザイナーは多いですよね。

そういう人は「内向型」の傾向が強く、多くの人と会って話をしたり、外部的な刺激によって疲れやすいのが特徴です。

実際に僕も、自分のことを話すよりも人の話を聞く方が好きだし、人数が多いコミュニティは苦手な方です。
だから「自分は内向型なんだな」と認識しています。

今回の記事では、内向型のデザイナーがフリーランスとして働くことのメリットについてお話ししていきます。

「内向型」とはどういう人の事なのかを知って、自分の「強み」を理解していきましょう。

内向型というものを知る

「自分は内向型の人間だと思うんだけど…」

おそらく、よく分かっていない人も多いかと思います。

僕自身もたまたま目にした本を読んで「内向型」について知ったくらいなので、世間では内向型の存在はあまり知られていないと思います。

まずは「内向型」とはどういうものなのかを理解していきましょう。

人は「内向型」「外向型」のどちらかに属する

どちらの傾向が強いかは別として、人は誰でも「内向型」「外向型」どちらかの傾向を持っているといいます

この「内向型」と「外向型」の分類は、1921年に心理学者カール・G・ユングが『心理学的類型』の中で提唱しました。

それぞれの特徴は

・「内向型」は、人と接するよりも、自分の内側からエネルギーを充足させます。1人でいる時間が好きで、話すよりも考えることの方が得意です。

・「外向型」は、人と接したり、外部的な刺激からエネルギーを得ます。大勢でいる事が好きで、人と話すのが得意です。

ということです。

また、日本人の3分の1は「内向型」の人だと言われているんだそう。
決して特殊な存在ではないんですよね。

「内向型」と「外向型」のモチベーションの違い

両者の特徴の違いからもわかるように、「内向型」と「外向型」のモチベーションも異なる傾向にあります。

人のやる気には「内部的な報酬」と「外部的な報酬」があります。

内部的な報酬とは

「興味」「好奇心」「関心」「楽しい」

などの自分の心の中の価値観

外部的な報酬とは

「地位」「名誉」「肩書」「賞賛」

などの世間的な価値観

「内向型」の人は、自分の心の充足を求めるので、内部的な報酬を大切にします
「外向型」の人は、その逆で外部的な報酬に影響を受けます。

自分を変える必要はない

人間には「両面感情」があって、「内向型」の人は自分の特徴を理解しておらず、ときに明るくて活動的な「外向型」に憧れる人も多いと思います。

「頑張って何回か交流会に参加したら克服できるんじゃない?」
「環境を変えたら外向的な性格になれるはず!」

特に、社会人になって人と接する職業に就いている人は、自分が「内向型」ということ自体が悩みなのかもしれません。

そんな方は残念には残念ですが、「内向型」の人が「外向型」になるのは実は不可能なんです

なぜ不可能なのかというと、それは根本的に「内向型」と「外向型」では遺伝子や脳の仕組みが異なっているから。

これは生まれたときからすでに決まっていて、
赤ちゃんの時に音や振動・光の刺激に大泣きするなど敏感に反応するほど、成長するにしたがって「内向型」になるとのことです。

逆に、刺激に対して反応を示さなかった赤ちゃんが「外向型」になるのだそう。

だから、内向型の自分を変えようと思わず、むしろ「内向型」強みを活かしていけばいいのだと思います


内向型デザイナーの強み(長所)

「内向型」は変えられないというのが分かったところで、はたして内向型デザイナーの「強み(長所)」とは何なのか?

僕が考える内向型デザイナーの強みは、次のようなものがあると思っています。

興味のあることを突き詰める

「内向型」の人は興味のあること、自分の好きなことにはとことん没頭することができます。

これはすごい強みで、周りに影響されず、ブレずに突き進めば第一線で活躍できるデザイナーになることも夢ではないと思います。

「内向型」の人の中には偉大な功績を残した偉人も多く、アインシュタイン、エジソン、ニュートン、マイクロソフト創業者のビル・ゲイツなども「内向型」として知られています。
「内向型」の人には世界的に著名な成功者が多いのが何よりの証拠ですよね。

じっくり深く考えることができる

「内向型」の人は思考が深いことも特徴です。

これをデザイナーの強みに置き換えると、
単に表面的な「かっこよさ」「かわいさ」ではなく

デザインに必要とされる

・問題を解決するための表現

・新たな価値を創造する

これらの難しい課題を解決するための資質が内向型デザイナーにはあると考えています。

「内向型」の思考力によって、多少時間はかかっても、きっと本質的で素晴らしいクリエイティブができるのではないかと思います。

相手の話を聞いてニーズを引き出すのが得意

一般的に「内向型」は人との会話が苦手な印象があります。

この解釈は少し間違っていて、「多人数との会話」「雑談など中身のない会話」は苦痛ですが、逆に「1~3人くらいの少人数での会話」「本質的な会話」は好きだったりします。

「内向型」は相手の話を聞くことも得意で、うわべではなく、きちんと相手のことを考えて言葉を返す。この特長は仕事の「ヒヤリング」でも活かせます。

事前に用意したヒヤリングシートをもとに、上手な「聞き方」と的確な「質問力」によって、本当のニーズを探ることができるのです。

そうすることで、必然的にクライアントと信頼関係ができて、深い関係を築いていけるでしょう。


「強み」を最大限に発揮できるフリーランスという働き方

働き方が多様化してきて、これからも増えていくであろうフリーランス。

環境さえ整えれば、フリーランスというスタイルは内向型デザイナーにとって、きっと「強み」を最大限に発揮できる働き方になるはず!

1人の時間の方が作業がはかどる

「内向型」の人は、もともと1人でいる時間は苦ではなく、むしろリラックスできます。

1人で居られる自宅や、自分の作業のしやすいスペースというのは、内向型のデザイナーにとっては「いいデザイン」を生み出すのに最適な環境だと思います。

周りを気にせず考えることに集中できる

会社員の場合、毎日の通勤やオフィスで周りが騒がしかったり、同僚や上司との無駄な会話に疲れてしまって集中できない。
「内向型」の人は外部的な刺激に敏感なので、自分に合っていない環境で、実力を充分に発揮できないデザイナーも多いはず。

フリーランスであれば、不要な会話や周りの雑音に疲弊することなく、仕事に集中することできるでしょう。

 

とはいえ、フリーランスが自分のスタイルに合っていても、なんとなく気が散って集中できない事がたまにあったりします。
そんな時は、モチベーションをアップするために内向型デザイナーの僕がやっているこちらの方法を参考にしてみてください。

【フリーランスがやっている】モチベーションが上がらない時のやる気スイッチの入れ方!どうもフリーランスデザイナーのヨシダマサ(@onof_yoshi)です。 フリーランスとして仕事をしている皆さんは 「なんか...

リモートワークという選択肢も

Web系はリモートワークが増えている

WebやIT系の会社では社員として働きながら、出社せずに仕事ができるリモートワークの採用が増えてきています

ようは、安定したお給料をもらいながら、フリーランスのように自宅やカフェ、コワーキングスペースで仕事ができるということです。

リモートワークという選択肢が増えることで、多くの「内向型」の人の悩みを解決できるのではないでしょうか。

僕はグラフィックデザイン業界も、そのような働き方ができる環境が増えていけばイイなと思います。

リモートワークに興味がある人は

先ほどご紹介した、リモートワークに「興味ある」、リモートワークで「働いてみたい」という方も多いと思います。

そんな方に

・フリーランス案件を紹介してくれるエージェント
・リモートワーク可能な企業への転職サポート

をご紹介します。

Web/IT業界のエンジニア・クリエイター向けがほとんどですが、便利なサービスなので、まずは登録・相談してみるのがおすすめ

今回はフリーランス、リモートワーカーにとってうれしい、サービスやサポートが充実した3つのサイトをご紹介します。

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などの福利厚生多数利用できます。

フリーランなのに、まるで【midworks】に雇ってもらってるみたいな感覚に陥りそうですね。ただリモートワーク案件が全体の案件数に対して少なめなのは少し残念。

フリーランスエンジニアの豊富な案件なら【midworks】 

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他にはこんな特徴も

・直請け案件に特化しているので他のエージェントにはない独占案件が多数

・支払いサイトは業界最短の翌月3営業日での振込

直請け案件に特化したエージェントなので、大手にはない掘り出し案件も期待できます。また、直請け案件なので余計なマージンを取られないので、報酬UPが見込めます

そして、支払いが翌月の3営業日なので、お金に余裕のないことが多いフリーランスにとって、早くお金が振り込まれるというのは何よりもうれしいサポートです!

一方でデメリットは、大手と違い案件の総数が少ないところでしょうか。必然的に案件が希望に合わないことはあるかもしれません。

ただ、直請け案件なだけに、条件面などの交渉を企業側にしてもらえる余地は十分にあるでしょう。

”全て直請け”案件のITエンジニア専門案件紹介サービス【tech tree】

レバテックキャリア


こちらはIT/Web業界に特化した、首都圏や関西圏、福岡にもサービスを展開する転職エージェント。

フリーランスとしてではなく、社員として安定した収入を得ながらリモートワークで働きたいと言う人にはレバテックキャリアがおすすめです。

サイト内で「リモート」「リモートワーク」というキーワード検索すると求人募集がけっこう多くヒットします。

一般の転職サイトと違うのは、IT業界に特化しているため多数のIT企業の求人案件を保有しているところ。

職種的には

ITエンジニア/SE、Web、フロントエンドなど

Webクリエイター/デザイナー、ディレクラー、ゲームクリエイターなど

また、キャリア担当にはエンジニア出身者も多く、IT/Web業界の事がよく分かっているので、大手の転職サイトよりも、自分のスキルや希望によりマッチした、きめ細かい対応をしてもらえるでしょう。

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まとめ

いかがだったでしょうか。

「内向型」とはどういう人の事なのかを知って、内向型デザイナーが自分の「強み」を活かしていくことができる働き方。
会社に縛られずに、フリーランスやリモートワークという選択肢を考えるきっかけになれば幸いです。

最後まで読んでくれてありがとうございます!

ABOUT ME
ヨシダマサ
埼玉県出身で都内在住。フリーランス歴10年以上のグラフィックデザイナーです。40代になり新しいことにチャレンジしようと思い立ち、2019年5月に新元号とともにブログを始めました!デザインとネット収益で生活することを目標にしています。 詳しいプロフィールはこちらから!